いざ、三千年の歴史ある温泉・道後温泉本館の旅へ 道後温泉本館の旅

●夏目漱石●

夏目漱石は道後温泉本館の建築に感嘆し、手紙や、後の彼の作品・小説「坊つちやん」の中で、「ほかの所は何を見ても東京の足元にも及ばないが、温泉だけは立派なものだ」と称賛しています。文豪・夏目漱石は道後温泉本館完成の翌年に、松山中学(現・愛媛県立松山東高等学校)の英語教師として赴任しました。道後温泉本館には、事実、頻繁に通ったと伝えられます。漱石の交わした手紙によると、『八銭の入浴料で「湯に入れば頭まで石鹸で洗って」もらうことができ、また3階に上れば「茶を飲み、菓子を食」うことができる』とあります。記述を辿ると、漱石は神の湯ではなく、霊の湯に入っていたとされます。また、小説には「住田」の温泉という名で紹介されています。

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